2015年3月31日火曜日

「SHUTTER magazine Vol.16 」


本日発売のフォト・カルチャー誌「SHUTTER magazine Vol.16 」にて、台湾のアートスペースについて1頁コラムを書かせてもらっています。

元・ももクロの早見あかりさんのカバーが目印です。
映画「KANO」に関連して、昨年華山文創区でおこなわれた永瀬正敏さんの写真展にも触れています。

http://www.7netshopping.jp//books/detail/-/accd/1106507321

「な~るほど・ザ・台湾」誌4月号

              

4月1日発売の「な~るほど・ザ・台湾」誌で、台湾・三峡の藍染めについて5頁ほど書かせてもらってます☆

http://www.naruhodo.com.tw/hotcontents/?bunc=%E4%BD%93%E6%84%9F+Taiwan%EF%BC%81

2015年3月19日木曜日

数千年の後にありて、数千年の前を見る。






昔のとある台湾画家の全集出版のため、彼が遺した手書きノートのデータ入力を手伝っている。変体仮名や旧漢字など、解読のたいへんな箇所も多くなかなか手ごわい。
台湾より遠く東京の美学校(いまの東京芸大)に留学していた時代。ひと文字ひと文字、几帳面で神経質そうな字が大学ノートをびっしりと埋め尽くす。まなぶ意欲に満ちている。

今はこんな時代だから、もちろんネットで情報を得ることは多い。
読んだときに「ふむふむ、ナルホド。いや勉強になり申した」と思うこともしばしば。そうして読んだことの殆んどは、まちがいなくすぐに忘れる。水面に滴がポタリと落ちると小さな波紋が広がる、でも間もなく何もなかったように静かになる。そんな感じ。色が変わるわけでも、甘くなるわけでも、ずっと広がっていくわけでも、底に澱が溜まるわけでもない。
こんなブログ書いておいて何だけれども。

先日、古い友人がいみじくも言った。
「本て買わないと内容忘れるよね。図書館で借りた本の内容はそのうち絶対忘れる。」
そういえば白洲正子も、買わなければ骨董は見えるようにならない、と言っていた。
自腹を切ってモノを食わないと絶対に味はわからない、というグルメ者もいる。
不思議なようだが、「理解する」という事はおのれの財布の紐と随分と深く関わっているらしい(金持ってるほうが色々理解できるという話ではない)。

本を買って読むことは、文字を「喰らう」ことだ。
喰らった文字は血となり肉となる。

かれがその本を買ったかはわからない。本は高価だったろうし、なんせ学生の身分だ。
だから、目と手をつかって「大学ノート」という名の胃袋に貪欲に呑みこんだ。
ここには日本の四季から手紙の書きかた、政治天下にいたるまで、あらゆる方面のテキストが書き写されている。幸田露伴の花に、徳富蘇峰の情景に、大和田健樹の情緒に触れた経験が、公園風景を情感ゆたかに描いたあの作品のひと筆ひと色の中に確かに息づいている。
先日、台北故宮博物院でかれの作品をみながらそう考えた。

の事、友を得ざれば為し得べからず。只讀書の一事は、友なくて獨り楽むべし。一室のうちに居て、天下四海の内を見、天地萬物のことわりを知る。数千年の後にありて、数千年の前を見る。今の世にありて、古の人に対す。我が身愚にして、聖賢にましはる。これ皆讀書の楽なり。
およそ、萬の諺のうち、讀書の益にしく事なし。
然るに世の人これを好まず。其の不幸甚だし。これを好む人は天下の至楽を持たりといふべし。

かれの胃袋の中にみつけた、貝原益軒という昔の学者さんの言葉。
すごいなあ。
これより深く読書のよろこびを言いあらわしている文章をしらない。











2015年3月9日月曜日

山口の地酒

    

日本酒メディア「SAKETIMES」で、山口の地酒について書かせていただきました。

山口市でのとっておきの楽しみかたもお伝えしています。


獺祭だけじゃない!?「ムラタ酒店」で聞いてみた !

山口の地酒5選


http://jp.sake-times.com/entertainment/sake_g_muratasaketen